仕事が嫌? 辛い?――だからといって即退社を決めることはない。仕事が嫌な理由がなんであれ、次の職場でハッピーになれるという保証はないのだから。

MindBodyGreenが「どうやって(がまんできない)職場で生き残るか(原題 : How To Thrive At Work (Even If You Can't Stand Your Job))」題して、割り切って仕事を続ける方法を紹介している。

一日の大半を過ごすのが職場だ。せっかくなら気持ちを切り替えて、少しでも心地よく過ごしたいもの。

1.嫌な同僚に「ノー」と言おう

毎日顔を付き合わせる同僚、上司とは立場が違うので話しやすいはずだが、難しい「やっかいな」同僚もいるだろう。もし会社が嫌な理由が、そのような同僚にあるならば、その人と接する時間を制限すること。ランチは一緒にしない、会社が終わった後は付き合わないなどだ。

物事に対する考え方や姿勢は感染する。ポジティブな人といればポジティブに、意地悪な気持ちの人といれば意地悪さがあなたにもうつる。あなたの貴重な時間をどんな人と過ごすか、決定するのはあなた自身だ。

2.スキマ時間に体によいことをする

ランチや休憩時間をうまく活用しているだろうか? レストランにランチに行く時間があれば、たまにはジムやヨガに行くというのはどうだろう? 休憩時間はスマホでプライベートのメッセージをチェックするのではなく、外に出て10分歩いてみては? 意識的に体と心によいことをすれば、リフレッシュして仕事に向かうことができるだろう。

3.有給休暇を使ってリフレッシュ

有給休暇はあなたの権利なのだから、使うべきだ。どこか旅行に行かなくても、平日に会社を休んで好きなことをする、それだけで気分は変わるはず。

4.仲間作り

仕事以外に趣味をもち、趣味を通じて仲間を持とう。会社と仕事だけが人生ではないと思えれば、不思議と会社も仕事もそれほど辛い場所ではなくなるだろう。

趣味がないという人、次の休みに考えてみよう。学生時代を思い出してみるのもよい。あなたの関心があること、好きなことは何か。ソーシャルネットワークの時代、物理的な場所を持つサークルや習い事に通わなくても、インターネット上で仲間を作ることも可能だ。別の世界を持つことは、きっと人間的にもあなたを豊かにしてくれるはず。

5.夢のような仕事はない

仕事が辛い、耐えられないから辞めようと言う前に、夢のような仕事はないという現実を認識しておきたい。気持ちの持ち方で嫌な仕事も平気に感じることができるだろう。職場の状態は変えられなくても、あなたの気持ちはあなたの心がけで変えられる。一度しかない今日、そして明日を少しでもハッピーに過ごそう。