NTTデータと日本オラクルは8月26日、NTTデータの「Twitterデータ提供サービス」と日本オラクルのビッグデータ分析ソフトウェア「Oracle Endeca Information Discovery」を組み合わせた商品開発・サービスに関して協業することで合意したと発表した。
NTTデータは米Twitter社とツイートデータ提供に関するFirehose契約を結んでおり、データ再販事業者としてツイートデータの提供や分析を行っている。
日本オラクルの「Oracle Endeca Information Discovery」は、企業内部のデータに加え、Webログ、ソーシャルメディア、センサーデータなどのさまざまな情報源から得られるデータをもとに、直感的な検索と分析が行えるソフトウェア製品。
両社は今後、ツイートデータの重要性がさらに高まると見ており、このほどTwitterデータ提供サービスをEndecaから分析・活用するためのテンプレートを共同開発することに合意した。
Twitterデータ提供サービスとEndecaを連携させることで、社内データとソーシャルデータをよりスムーズに組み合わせたビッグデータ分析が可能になるとしている。
具体的には、Twitterデータ提供サービスのAPIをEndecaに組み込むことで、Endecaの導入後すぐにツイートデータの分析ができるようにするデータ取り込みテンプレートや、Endeca上のビッグデータとツイートデータを組み合わせて、処理・集計・分析を高速で可視化するためのユーザーインタフェースのテンプレートを開発するという。