Googleは7月に公開したAndroid / iPhone / iPad向けのGoogleマップアプリの最新バージョンで、マップに表示する広告についても改善を行っている。Google マップアプリはGoogle Play / App Storeから無料でダウンロードできる。

新バージョンのGoogleマップアプリは広告機能が改善されており、ユーザーが検索を行うと、関連性の高い広告が画面下部に表示されるようになった。広告は「見出し」「広告文」「ルート検索へのリンク」で構成され、ユーザーが広告をタップするか上にスワイプすると詳細情報が表示されて、通常のクリック単価制で課金が発生する。

Googleマップアプリ内の検索広告

広告の詳細表示画面

詳細情報画面では、店舗の住所や電話番号、写真、レビューなどが表示され、ルート検索や、リンクからそのまま電話をかけられる「Click-to-Call」、広告見出しのクリックは課金が発生する"有料クリック"となる。有料クリックによって料金が発生するのは、1回の広告表示あたり2回までとなっている。

また、後から確認する目的での情報の保存や、友人との情報の共有、ナビゲーションの開始などのクリックは広告料金は発生しない。

これら有料クリック / 無料クリックの集計データは、アカウントの「詳細分析」タブで確認することができる。