東芝は8月23日、同社のNAND型フラッシュメモリの製造拠点である四日市工場の第5製造棟第2期分の起工式を執り行ったことを発表した。
同新工場の建設は、次世代プロセスや3次元構造を採用したNAND型フラッシュメモリの生産を目的に行われるもので、2014年夏竣工予定。ただし、具体的な設備の導入や生産の開始時期、生産能力、生産計画などは市場動向を踏まえ、今後決定する予定だという。
なお、第1期分を含めた第5製造棟の概要は、鉄骨2層の5階建てで、建屋面積は約3万8000m2、延べ床面積は約18万7000m2となる。第1期分は2011年7月より量産出荷を開始しており、同社の最新世代品の量産などを行っている。