SBエナジーとヤフーは9月2日から、ポイントやクーポンなどを提供して家庭での節電を促進する「デマンドレスポンス」に関する実証実験を共同で実施することを発表した。

実証実験では、モニタリングサービスを利用して家庭内の電力の利用状況を"見える化"し、スマートフォンやPCなどから家庭内の消費電力量や発電量を確認できるようにする。また、居住地域や年齢層など、利用者が登録した生活情報をもとに、近隣の商業施設で使えるクーポンやポイントを節電を呼びかけるメッセージと合わせてスマートフォンやPCへ送付して節電を促進すると同時に、周辺商業施設へのO2O送客も図る。

実証実験のイメージ

この実証実験の規模は最大1000件程度となっている。実証実験で得られる電力量のデータはヤフーのクラウドストレージに蓄積され、気象情報などと組み合わせて情報発信を行い、さらなる節電支援に役立てられる。