NTTデータとAutoGrid Systems,Inc.(以下、AutoGrid)は、リアルタイムビッグデータ分析に基づいた需要家ごとの電力消費の予測により、需要家側での自主的な省エネ行動を促進する、ボトムアップ型ピーク電力削減手法の共同研究を2013年9月より開始すると発表した。

同研究では、NTTデータの大規模かつ複雑な情報システムの構築ノウハウと、AutoGridの電力業界向けのビッグデータ予測分析の専門技術および同社が保有するITプラットフォーム(EDP)を活用し、今まで実現が難しかった需要家ごとのリアルタイム電力消費予測に基づいたデマンドサイドマネジメントの手法を確立することで、新たなピーク電力削減手法の実現を目指す。

両社は、共同研究が完了後、パートナーシップを活用し、北米を中心とした電力関係企業などへの展開を検討。またEUやアジア(日本含む)など他地域への展開も含めて検討を進めていく。