Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. |
Googleは8月20日(米国時間)、Chromeの最新安定版となる「Chrome 29」を公開した。アドレスバーにおけるサジェスト機能が改善されており、最近訪れたサイトの情報に基づいてより適切なアドレスを提案するようになった。また、プロファイルを元の状態へリセットする機能が追加されたほか、より多くのアプリおよびAPIの追加、安定性の向上とパフォーマンスの改善が実施されている。
Chrome 29は機能面での大きな変更はなく、セキュリティ脆弱性への対応が実施されたバージョンとして注目される。Chrome 29では25のセキュリティ修正が実施されたと報告されており、主な脆弱性としてCVE-2013-2879、CVE-2013-2868、CVE-2013-2867、CVE-2013-2879、CVE-2013-2868、CVE-2013-2869、CVE-2013-2870、CVE-2013-2853、CVE-2013-2871、CVE-2013-2872、CVE-2013-2873、CVE-2013-2874、CVE-2013-2875、CVE-2013-2876、CVE-2013-2877、CVE-2013-2878、CVE-2013-2880が報告されている。
CVE-2013-2879とCVE-2013-2868に関しては報奨としてAndrey Labunets氏へ21,500米ドル(210万円相当)を贈ったとも言及されている。Flash Playerも個別にアップデートが実施されたとの説明もある。