トレンド総研は8月19日、30~40代の男性会社員300名を対象に実施した「仕事」に関する意識・実態調査の結果を発表した。
発表によると、「普段、仕事が忙しいと感じますか?」という質問に対して73%が「そう感じる」と答えており、毎日を忙しく過ごしている人が多いことがわかる。また、「自分が"仕事うつ"だと感じることはありますか?」という質問に対しては36%が「ある」と回答している。
仕事中の休憩時間に関する質問では、休憩回数は「3回くらい」という回答が27%で最も多く、休憩の合計時間は平均で36.1分という結果。「仕事中に休憩として行っていること」を尋ねた質問では、「飲み物を飲む」「インターネットをする」といった回答が多い。
「休憩中に飲む物」を尋ねた質問では、半数以上の人が「コーヒー」と答えている。「よく飲むコーヒーのタイプ」は「缶コーヒー」が多く、39%の人は職場で缶コーヒーを週に3日以上飲むと回答。休憩中の飲料として缶コーヒーが定着していることがうかがえる結果となっている。
仕事の合間にデスクなどで休憩をとる「ながら休み」と「休憩に専念した休み」のどちらが多いかを尋ねた質問では、61%の人が「ながら休み」の方が多いと回答。また、「日本人は休憩下手だと思いますか?」という質問に対しては70%の人が「そう思う」と答えている。
また、「あなたは十分に休憩がとれていると思いますか?」という質問では、"仕事うつ"の自覚のある人とない人とで、回答率に大きな差が出ている。"仕事うつ"と感じることが「ある」と答えたグループでは、「十分に休憩がとれている」と回答した人は38%なのに対し、"仕事うつ"と感じることが「ない」と答えたグループでは、68%の人が「十分に休憩がとれている」と回答している。
このほか、「仕事において休憩は必要だと思いますか?」という質問には、97%が「そう思う」と答え、「休憩をとることは、仕事の行き詰まりを解消する上で有効だと思いますか?」という質問にも86%が「そう思う」と答えている。