Googleは8月19日、広島平和記念資料館と長崎原爆資料館が所蔵する原爆に関する歴史的資料を「Google歴史アーカイブ」で公開した。
Google歴史アーカイブは、世界の資料館と協力し、20世紀の歴史的瞬間を物語る写真や文書、動画などをオンライン上で公開するプロジェクト。これまでにアンネ・フランクやノルマンディー上陸作戦、アパルトヘイトなどの資料が公開されており、このほど、同プロジェクトに広島平和記念資料館と長崎原爆資料館の展示が加わった。
広島平和記念資料館からは55点の写真資料が公開され、「失われた街を偲んで」「8月5日、最後の日記」「最期の言葉」「ヒロシマ」という4つの展示テーマからいずれかを選択して閲覧することができる。
長崎原爆資料館は、176点の写真資料と1点の動画を公開。展示テーマは「長崎原爆 - 都市の破壊」「長崎原爆と浦上天主堂」「長崎原爆と植物」の3つとなっている。