IIJグローバルソリューションズ(IIJグローバル)は19日、IIJの「IIJ GIO サービス」のラインアップとして、「IIJ GIO Power-iサービス」を新たに追加し、9月24日より提供開始すると発表した。
「IIJ GIO Power-iサービス」は、サーバ、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアなどを統合的に管理する基盤システム「IBM PureFlex System」上にIBM i を実装したクラウドサービス。利用者は必要な規模の仮想サーバと接続用のネットワークをサービスメニューから選択することで、自社の業務規模やニーズにあった適切なシステム環境を、アセットレスかつ低コストで利用することができる。
特徴として、利用者は社内またはデータセンターなどにサーバ等の資産を所有する必要がなく、より適切なサイジングでサーバのリソースを選択できることから、機器やライセンスを購入し、オンプレミスで同システムを構築した場合と比較して、30~40%程度のコストを削減が可能。
また、サーバインフラの運用もアウトソース化できるため、人的コストを含めたTCOの最適化が実現できる。
「IIJ GIO Power-iサービス」のサーバグレードには「P20i」、「P40i」、「P80i」、「P160i」、「P320i」の5種があり、サーバグレードによって、CPU性能指標やメモリが異なる。「P20i」ではCPU性能指標が480CPW、メモリが2GB、「P320i」はCPU性能指標が7680CPW、メモリが32GBとなっている。なお、いずれのサーバグレードも、基本ディスクは140GB、NICは2つ、OSはIBMi 6.1/7.1。