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RethinkBD開発チームは8月13日(米国時間)、RethinkDBの最新版となる「RethinkDB 1.8」を公開した。RethinkDBはオープンソースの分散データベース。JSONドキュメントを保持する仕組みになっており、複数のマシンを使ったシステムを最小限の手間で構築できるという特徴がある。ReQLと呼ばれる独特なクエリ言語を使うなど、NoSQLデータベースの中でも特徴の強いデータベース。
「RethinkDB 1.8」では日付と時刻のサポートが強化されており従来よりも柔軟な指定ができるようになったほか、ドキュメントのネストが可能になった点が注目される。RethinkDBは初期の段階から日付と時刻をサポートしていたが、今までよりもより柔軟で複雑な指定ができるようになった。
また、RethinkDBが使用するディスク量が改善されており、大規模ドキュメントの挿入作業などにおいて従来よりも8倍効率よくディスクを利用するようになったという説明もある。「RethinkDB 1.8」は新機能が追加される最後のバージョンとなり、次期バージョンとなる「RethinkDB 1.9」ではパフォーマンスの向上とスケーラビリティの向上が取り組まれる見通し。さらに次の「RethinkDB 2.0」がプロダクションレディーなバージョンとして公開される見通し。