東芝ソリューションは13日、ITを活用した、ヘルスケアを核とする新事業の展開を開始し、「高齢者向け在宅サービス」の提供を行うと発表した。
「高齢者向け在宅サービス」は、いわゆる健康な高齢者(健康シニア)および離れて暮らす子世代をターゲットにサービスを提供する。まずは、健康シニア向け在宅サービスの第一弾として、「安心」「健康」メニューを核としたサービスを今秋より提供する。
「高齢者向け在宅サービス」は、特徴として、タブレット端末利用状況や、登録した健康情報、服薬の記録状況など、親の生活状況や健康状態を、見守る子供家族がいつでも把握することが可能。
Bluetoothに対応した健康機器と連携し、血圧や脈拍、体重等の健康データを手間なく自動的に、安全な健康管理サーバに記録することができるほか、設定した服薬時間になると薬の時間を知らせ、薬の飲み忘れを防止できる。
また、テレビ電話や手書きメールなどのツールを提供することで、家族やシニア間のコミュニケーションを活性化。エンターテインメントや旅行など、最新のコンテンツやサービス・商品にめぐり合うことができる。
そのほか、食材・生活用品などを取り寄せることができたり、生活に役立つ地域情報や最新ニュース、防災情報などを、テキストと音声で繰り返し自動再生する。