クロス・コミュニケーションは8月9日、好きな画像を簡単にAR(拡張現実)にできるスマートフォン向け無料アプリ「PicSTAR(ピクスター)」をバージョンアップし、短期間・低価格で実施可能な企業向けARプラットフォームサービスとして、提供を開始したと発表した。
AR(Augmented Reality)を利用した市場は放送産業を中心に、ゲーム、デジタルサイネージ、観光、教育の分野などでも拡大が見込まれ、クロス・コミュニケーションでは、ARをより多くの人に身近なものとして楽しんでもらうために、昨年、個人向けの無料スマートフォンアプリとしてオリジナルAR作成アプリ「PicSTAR」をリリースしていた。
今回、バージョンアップした新しい「PicSTAR ver.3.0」では、企業向けの新機能として、静止画だけでなく、動画、3Dオブジェクト、アニメーションもARとして利用可能。ARを表示するために必要なマーカーも、企業ロゴや商品ロゴ等、自由な画像をマーカーとして設定が出来、消費者へのブランド訴求にも繋がるARプロモーションが実施できる。また、ASP形式を採用することにより、最短1日、低価格でARサービスを提供する。
さらに、個人向けアプリの新機能としては、アプリユーザー同士が自分が作成したARの素材を共有する機能を追加。本製品の動作環境は、Android 2.2以上/iOS 4.3以上、アプリの価格は無料となっている。