F5ネットワークスジャパンは、ADC(アプリケーション・デリバリ・コントローラ)サービスを提供するソリューション「BIG-IP」において、ミッドレンジクラス製品に新ラインナップとして、BIG-IP 5000/7000シリーズを追加したと発表した。

BIG-IP 7000シリーズ

BIG-IP 5000シリーズ

新しいラインナップは、全機種10Gインタフェース実装、80PLUS規格に準拠し、高い省電力性を実現している。また、BIG-IP 5200v/7200vの2機種については、F5の仮想化ソリューションである仮想クラスタ・マルチプロセッシング(vCMP)機能を標準サポートする。

今回発表されたBIG-IP 5000/7000シリーズのハードウェア・プラットフォームは2013年9月より提供開始予定で、価格はBIG-IP 5000シリーズは816万円(税別)~、BIG-IP 7000シリーズは952万円(税別)~を予定している。同社によれば、従来のBIG-IPハードウェアに比べて、同一価格帯で、2~7倍のコストパフォーマンスを実現するという。