ビデオリサーチは8月8日、同社の実施した生活実態調査データをもとに、今の60代と10年前の60代の行動データを比較分析した結果を発表した。
発表によると、60代の就寝時間は10年前より遅めになっており、睡眠時間も減っているという。グラフを見ると、夜12時までに就寝している人の割合が減り、夜12時以降に就寝する人が増えていることがわかる。
また、同社が60代以上を対象に実施したコミュニティサイトへの書き込み参加型の定性調査では、テレビを見る、新聞や本を読む、パズルやゲームをする、写真の整理をするなど、さまざまな夜の過ごし方が投稿されている。テレビを見ていて気になったことを検索する、ネットショッピングで商品をチェックするなど、インターネットを使っている人も少なからずいる。
同社は60歳以上のインターネット利用は今後も拡大傾向にあるとし、シニア層において夜の時間帯の消費行動や情報接触の機会が増えていくと予想している。