シーイーシーは8月8日、ジェーエムエーシステムズ(以下、JMAS)と提携し、シーイーシーの提供するスマートデバイス活用支援サービス「cloudappbase(クラウドアップベース)」対応版セキュアブラウザ「KAITO(カイト)」の提供を開始すると発表した。
「cloudappbase」は、企業が安心してスマートフォンやタブレット端末を活用できるよう支援するサービスで、契約企業ごとに設けられた専用サイトを利用して安全に業務用アプリケーションやコンテンツのダウンロード、ファイルの配信を行うことができる。
また、独自開発のプログラムを利用して、社員が自由に利用できる個人利用モードと会社が機能を制限できる業務利用モードを切り替え、スマートデバイスの安全な運用環境を実現する。
「KAITO」は、銀行、証券、保険などの大手金融機関様をはじめ、多くの企業で導入実績のあるセキュリティブラウザで、情報漏えいリスクを排除し、業務でも安全なWebブラウジングを実現する。クライアント証明書のサポートをはじめとするKAITOが有する様々なセキュリティ機能(通信履歴/キャッシュ/クリップボード/JavaScriptなどの抑止機能)やフィルタリング機能を併用することで、高度なセキュリティニーズにも対応できる。
cloudappbase対応版セキュアブラウザ「KAITO」の提供により、KAITOの持つ高度な機能を活用して、より安全にスマートデバイスを利用できるようになり、デバイス側にデータを残さないことで、グループウエアや企業内のWebアプリケーションとセキュリティを確保した安全な連携を実現する。
具体的には、「cloudappbaseのBYOD対策、ユーザ情報管理、端末認証機能、データの暗号化などのセキュリティ対策とセキュアブラウザKAITOを組み合わせることで、情報漏えいのリスクを低減し、より安全に社内の情報資産管理が可能」「多機能でよりセキュアなKAITOを業務モード時に、使い慣れた標準ブラウザは個人モードでと使い分ける可能」、「プロキシオプション(別途契約)の利用することにより、接続する端末を制限し企業内ネットワークを安全に保つ」といったメリットが提供される。
価格は次のとおり。
なお、シーイーシーは今後3年間で100社の導入を目指す。