Hanza Studio(ハンザ スタジオ)は7日、3Dプリンター用のCADデータを対象とした共有コミュニティーサービス「3D CAD DATA.COM」を公開した。
「3D CAD DATA.COM」は、3Dプリンターで出力するためのCADデータを共有できるコミュニティーサービス。利用者はユーザー登録するだけで自由にデータをダウンロードできる。データの投稿形式はSTLファイル。そのため、ダウンロードしたデータはそのまま各種3Dプリンターで出力可能だ。また、利用者はデータの出力結果を「プリントアウトレポート」として投稿でき、各種3Dプリンターの出力品質評価などをシェアすることも可能という。さらに、本サービスでは、投稿されたデータを改変した"Remix Design"の投稿も可能で、ひとつのデータからさまざまなコンテンツを派生させて楽しむことも可能となっている。
このほか同サービスでは、基本的なサービスを無料で提供し、一部を有料とする"フリーミアムモデル"を採用しているのも特徴。クリエイターは無料データの投稿はもちろん、有料データの販売も可能だ。決済プラットフォームには「Gumroad」を使用しており、販売者・購入者ともに手軽にコンテンツを売買できる。なお、投稿したデータが多くのユーザーから支持(Like)された場合、Likeの獲得数に応じて3Dプリンター用のフィラメントがプレゼントされるプログラムも用意されている。さらにオープン記念として、データを投稿した先着100名にフィラメントをプレゼントするキャンペーンも開催中とのこと。詳細は同サービスサイトにて。