National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は8月7日、システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」の最新版「NI LabVIEW 2013」を発表した。
「LabVIEW」は、計測・制御システムの開発に必要とされる様々なハードウェアを統合することが可能であり、高度な最新技術を活用する場合でも、新たなツールを習得することなく、そのメリットを享受することができる。最新版となる「LabVIEW 2013」では、最新のハードウェアテクノロジへの対応に加え、作業効率を向上させるテンプレート/サンプルプロジェクトの徹底的な見直しを実施したほか、ユーザーのスキルアップに役立つ学習リソースを充実させた。
また、ブックマークマネージャを使用したコメントの一元管理が可能なほか、LabVIEWアプリケーションビルダを使用した配布パッケージへの関連ドライバの自動追加が可能だ。
さらに、イベント駆動型プログラミングにおける検査およびキューの優先度管理機能が追加されたほか、実装やデバッグの時間短縮を実現するWebサービス機能の強化などが行われており、同社では、同ソフトの活用により、課題解決や生産性の向上が可能となり、自信を持って技術革新に取り組むことができるようになるとしている。