産経新聞社、フジテレビジョン、日本美術協会 上野の森美術館は、美術監督・種田陽平が手がけた映画美術と三谷幸喜映画の世界観を体感できる「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展~『清須会議』までの映画美術の軌跡、そして…~」を開催する。会期は10月12日~11月17日(会期中無休)、開館時間は10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで、土曜、11月3日、11月15日は午後8時まで開館)。会場は東京都・上野の森美術館。入場料は一般1,300円、大学・高校生1,000円、中・小学生500円。
同展では、世界の著名な映画監督から絶大な信頼と評価を受ける美術監督・種田陽平が手がけた、日本のエンタテインメント界を代表する脚本家・三谷幸喜の映画作品の映画セットを特集するもの。ふたりがタッグを組んだ作品『THE 有頂天ホテル』(2006年)、『ザ・マジックアワー』(2008年)、『ステキな金縛り』(2011年)と、最新作『清須会議』(11月9日公開予定)を中心に、セット製作のための資料や実際に撮影に使われた装飾、小道具や模型などを展示する。
また、『清須会議』に関しては、撮影で使用した約2メートルの清須城の大型模型や、セットの一部が公開される。そのほか、種田が手がけてきた、クエンティン・タランティーノ監督、チャン・イーモウ監督、ウェイ・ダーション監督、キアヌ・リーブス監督などの海外の著名監督作品の映画美術も取り扱う。そのなかには日本未公開作品も含んでいるとのことだ。