モリサワは、9月27日発売予定の学生・教職員用ライセンス製品「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」の詳細を発表した。価格は「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」が2万3,100円、「MORISAWA PASSPORT アカデミック版(モリサワ認定校用)」が1万2,600円。
「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」は、「MORISAWA PASSPORT」の学生・教職員専用のライセンス製品。使用期間は4年間で、通常版の「MORISAWA PASSPORT」と同じく、モリサワフォントやヒラギノフォント、タイプバンクフォント、そして多国語フォントとしてFont Bureauの欧文フォント、ARPHICとHANYIの中国語フォント、SANDOLLの韓国語フォントなど、911書体をすべて使用できる。加えて、毎年のアップグレードキットにより、最新のフォント環境が無償で提供される。アカデミック版限定の特典として、インストール時に同社がセレクトした「推奨書体セット」が用意されており、インストールする書体の選択に活用することができる。
また、アカデミック版の購入本数はひとり1本まで。同時に複数本の購入は不可となる。対象者であれば、使用期間の満了後に再度購入することが可能。在学中に購入・インストールしておけば、卒業後も有効期限まで使用継続することができる。「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」購入対象者は高等学校、大学、専門学校の学生、および幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校の教員。アカデミック版(モリサワ認定校用)はモリサワ認定校制度に加入している学校の在学生のみに提供されるもので、教職員は対象外。
なお、同パッケージの対応OSは、MacがOpenType/NewCIDともにPowerPC プロセッサG4、G5 搭載またはインテルプロセッサ搭載のMac、Mac OS X 10.4 以降 日本語版、OS X Mountain Lion対応。Windowsは、OpenTypeがWindows XP(Home Edition、Professional)(SP3)、Windows Vista(Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate)、Windows 7(Home Premium、Professional、Ultimate)、Windows 8(Windows 8、Windows 8 Pro、Windows 8 Enterprise)(すべて日本語版/Windows XP/Vista/7/8の32Bit/64Bit版に対応)。TrueTypeはWindows Vista(Home Basic、Home Premium、Business、Ultimate)、Windows 7(Home Premium、Professional、Ultimate)日本語版、Windows 8(Windows 8、Windows 8 Pro、Windows 8 Enterprise) (すべて日本語版、Windows Vista/7/8の32Bit/64Bit版に対応)。
ちなみに、今回のアカデミック版の発売を機に、2007年11月から学生専用30書体パッケージとして提供されてきた「Student Pack」の販売は9月13日をもって終了する。同製品のサポートは、ライセンス期間満了まで実施されるということだ。