田中貴金属ジュエリーは、同社が運営する老舗貴金属ジュエリー店「GINZA TANAKA」にて、浮世絵師・歌川広重の代表作である保永堂版『東海道五拾三次』を金箔やプラチナ箔地に描いた「東海道五拾三次 金箔額」(全55枚)を発売した。価格はサイズや箔素材によって異なり各1万5,000円~7万円。2013年8月3日から2014年8月2日までの期間限定販売となる。

「東海道五拾三次 金箔額 日本橋」(左)と「東海道五拾三次 プラチナ箔額 亀山」(右)

今回発売される「東海道五拾三次 金箔額」では、同社ならではの優れた貴金属加工・印刷技術により、金箔・プラチナ箔に映える最高の配色を選定。江戸後期にヨーロッパ・アメリカから"ヒロシゲブルー"と高い評価を得た鮮やかな藍色も再現しているという。また、『東海道五拾三次』の中でも純白の雪景色が印象的な「雪景色の蒲原」と「亀山宿」の2作品においては、プラチナ箔に印刷することで、原作が描く美しい銀世界を表現したとのこと。各商品の詳細は「GINZA TANAKA」オンラインショップにて確認できる。

これにあわせて、GINZA TANAKA 銀座本店(東京・銀座)では、同商品全55枚が一堂に会する展示会「東海道五拾三次 金箔画展」が開催されている。会期は2013年8月3日~8月31日。なお、GINZA TANAKA 名古屋店(愛知・名古屋)でも商品19枚が展示されるとのこと。