日本交通は8月2日、スマートフォンでタクシーを呼べるアプリ「全国タクシー配車」に、降車時の支払い手続きが不要になるネット決済サービスを追加した。

「全国タクシー配車」は地図上で場所を指定してタクシーを呼ぶことができるアプリで、全国44都道府県、約2万台のタクシーと提携している。

関東エリア向けのアプリ「日本交通タクシー配車」ではすでにネット決済サービスが提供されており、利用者に好評だったことを受けて、このほど「全国タクシー配車」にも同サービスが追加された。

新たに追加されたネット決済サービスは、あらかじめクレジットカードの情報を登録し、タクシー料金を後払いにするというもので、これにより、決済端末処理や伝票へのサインといった降車時の支払い手続きが不要になる。決済処理は降車後に行われ、乗車日翌日までにメールで利用明細が送られてくるようになっている。

ネット決済利用時の画面イメージ

現在、同サービスは東京 / 埼玉 / 神奈川 / 熊本で利用でき、同社は今後、提携タクシー会社を順次拡大するとしている。

なお、同サービスとあわせて「Evernote」との連携機能も搭載され、ネット決済の利用明細をEvernoteに保存することが可能になっている。