Googleは8月2日、地震や津波に関する情報を提供する「Google災害情報」において、台風や土砂崩れなどに関する気象警報・注意報の提供を開始した。
このほどGoogle災害情報の提供情報が拡大されたことで、今後、台風や大雨、竜巻といった各種気象情報の警報・注意報が発令された際は、Google検索、Googleマップ、Google Nowでもその情報を確認できるようになる。
たとえばGoogle Nowでは、利用者の現在地で何らかの注意報・警報が発令されている場合、Google Nowを立ち上げると自動的に災害情報カードが表示される。
またGoogle検索やGoogleマップでは、「台風」「豪雨」といったキーワードで検索すると、検索結果の一番上に警報・注意報の情報が表示され、そこから詳細情報ページにアクセスして台風の到達予想時刻などを見ることもできる。
Google災害情報は、気象庁および危機管理情報配信サービスを行うレスキューナウが提供する防災気象情報をもとにしており、気象庁が8月30日に運用を開始する特別警報にも対応する予定。
また、同社は災害関連情報の迅速な提供に向けて、今年3月に14の自治体と防災に関する協定を発表しているが、このほど、青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 福島県 / 東京都 / 京都府 / 大阪府 / 和歌山県 / 京都市の9自治体とも防災協定を締結した。このうち、福島県については防災と復興の両面についてパートナーシップを結んでいるという。