Googleはこのほど、「Google AdSense」において、収益レポートのデータ更新を日本時間基準で行えるようにすると発表した。同機能は一部のユーザーにはすでに提供されており、今後数週間をかけて全ユーザーが利用可能になるという。

AdSenseの収益レポートはこれまで、太平洋標準時(PST)をもとに毎日更新されていたが、このほどユーザーからの要望に答える形で、日本時間でのデータ更新が可能になる。

タイムゾーンの変更は、「アカウント設定」 ページの「アカウント情報」セクションに新たに設けられる「タイムゾーン」欄から行う。日本以外の地域をタイムゾーンに設定することも可能。

タイムゾーンの設定を変更すると、既存の保存済みレポートやスケジュール設定したレポートに対して自動的に新しいタイムゾーンが適用され、その後作成するレポートも新しいタイムゾーンをもとに生成される。

なお、タイムゾーンの設定変更は設定変更後のデータにのみ適用され、過去のデータは反映されない。また、支払い金額についてはタイムゾーンの設定に関わらず太平洋標準時がもとになるという。