NECは8月1日、OSにWindows 8を搭載し、重量が590gの10.1型の法人向けWindowsタブレット「VersaPro タイプVT」を発表した。価格は12万8,000円(税別)~で、9月下旬~10月上旬にかけて販売が開始される。

「VersaPro タイプVT」

同社ではすでに、12.5型ワイド(HD)と12.1型(XGA)のWindowsタブレット「VersaPro タイプVZ」を販売中で、新製品はこれに追加される。

新製品は、薄さ9.8mmでペン入力が可能。学校での利用も想定し、液晶部分には圧迫や落下、擦過といった持ち運びの際様々な衝撃に備え、一般的に使用されている「ソーダライムガス」の6倍の強度を持つ「Dragontrail」(ドラゴントレイル) ガラスを採用、持ち運びの際本体破損リスクを軽減している。

CPUはIntel Atom Z2760(1.80GHz)、メモリ2GBで、液晶は10.1型(1,366×768ドット)。フラッシュメモリの容量は64GB。OSはの32ビット版のWindows 8/Windows 8 Proのいずれかが選択可能。

バッテリ駆動は約10時間で、インタフェースとして、USB 2.0×1、Micro USB×1、ミニHDMIポート×1を備える。オプションでBluetoothキーボードやOffice Home and Business 2013も用意される。

オプションのBluetoothキーボード

通信機能としては、IIEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetoothを標準で備え、NTTドコモのXi(クロッシィ)を搭載することもできる。

なお、今回の新製品は、SOHO・中小企業向けモデルVersaPro J タイプVT(VJ18V/TG-G)としても販売する。