ヤマトホールディングスは、関東 / 中部 / 関西圏間における宅急便当日配達を実現するためのゲートウェイターミナル第1号となる「厚木ゲートウェイ」を8月6日に竣工し、8月11日から稼働すると発表した。
ヤマトグループは、eコマースの発達によって高まるスピード配送のニーズに応えるために、2016年までに関東 / 中部 / 関西圏にゲートウェイターミナルを竣工し、宅急便の当日配達を行う計画を進めている。
厚木GWは計画実現に向けた第1号となるゲートウェイで、同社の掲げる「止めない物流」を実現する新しい施設になるという。
同社の従来型物流施設では、集荷した荷物を夕方まで保管して夜間に発送作業と到着作業を別々に実施するため、幹線輸送は夜間に1回だけとなる。しかし、厚木GWは最新設備の導入と24時間稼働により、主要都市間の宅急便当日配達を実現する複数回の幹線輸送が可能になるとのこと。また、厚木GWでは組み立てや品質確認など、配送以外の"付加価値"をつけるための作業も実施するという。