AMDは、同社の組み込み向けSoC「AMD Embedded Gシリーズ」プロセッサの新型APUとして平均消費電力3W、TDP6Wの低消費電力モデル「GX-210JA」を発表した。
同製品は、動作周波数1.0GHzのデュアルコアCPUと動作周波数225MHzのGPU「AMD Radeon HD 8180」を統合しているほか、エンタープライズクラスのECCメモリのサポートや統合I/Oコントローラを搭載しており、-40℃~+85℃までの産業用温度範囲をサポート。
これにより、産業用制御および自動化、デジタル・ゲーム、通信基盤をはじめ、シンクライアント、デジタル・サイネージ、医用画像などの組み込み型ビジュアル製品などの幅広いアプリケーションにおいて、より多くのファンレス設計が可能となると同社では説明している。