スワログフィルムは、グラフィックアートのWebストア「SWALLOG FILM」にて、アートディレクター・古平正義によるウルトラマンをモチーフにした限定版画を発売する。発売日は8月1日 22:00から。サイズはA2(420mm×594mm)。価格は2万8,000円。
今回発売される限定版画は、「いまだかつてない格好のいい美しい宇宙人」というコンセプトのもとに生み出された「ウルトラマン」のアート性に着目して作られたもの。アートディレクターである古平正義の手によって、ウルトラマンと1966年~67年に放映された全39話に登場する怪獣と宇宙人をモチーフとした、モダンなグラフィックアートとなっている。図案は1パターンで、モノクロでまとめた「BLACK&WHITE」、およびカラーの「DOTS」、「LINES」といった3つのカラーバリエーションが用意されている。
また、この作品は版を使用せず、デジタルデータを超高密度で版画紙やキャンバスなどへ吹き付けて製作する「ジクレープリント」という版画手法によって作られる。広い色再現領域で原画を忠実に表現可能で耐光性も高く保存に優れているため、現在、アートをより手軽に販売する為の新たな複製技法として国外でも採用されているものだという。加えて、一つひとつの作品に手書きのエディションナンバーが記載され、限定250枚となっている。
なお、古平正義は1970年大阪生まれのアートディレクター/グラフィックデザイナー。FLAME主宰。「ラフォーレ原宿・30周年」、「ラフォーレグランバザール」広告・CM、「ローリングストーン日本版」のアートディレクション、「ポニーキャニオン」レーベル・シンボル&ロゴタイプ、代官山蔦屋書店内スターバックスコーヒーの壁面アートワークなど。東京ADC賞、D&AD(ロンドン)銀賞、ONE SHOW(NY)銀賞など受賞。グラフィックを中心に、CM・ミュージックビデオ、展覧会の会場構成、建築のサイン計画なども手がけている。