マイクロソフトは7月31日、Windows 8.1 Enterprise Previewを公開した。TechNet Evaluation Centerよりダウンロードが可能となっている。
プレビュー版には、32/64ビット版が用意されており、Windows 8の動作環境が必要。ハードウェアのスペック要件は以下の通り。
- 1GHz以上のCPU
- 32ビット版では1GB以上、64ビット版では2GB以上のメモリ
- 32ビット版では16GB、64ビット版では20GBの空き容量を持つストレージ
Windows 8.1 Enterprise Previewは、2014年1月14日までの利用有効期限が設定されている。マイクロソフトでは、有効期限終了後にライセンス版Windows 8.1 Enterpriseへのアップグレードができないことを案内しており、評価用PCへのインストールを推奨している。
なお、有効期限終了後も、個人で作成したデータはPCに引き続き保存される。プレビュー版から製品版へと移行する場合は、Windows OSとアプリケーションを再インストールする必要がある。
Windows 8.1 Enterprise Previewで対応した新機能としては、「Mobile Device Management(MDM)」やNFC搭載プリンタにタップするだけで印刷が可能となる「NFC Tap-to-pair Printing」、遠隔でPCないに保存してあるデータの消去が可能な「Remote Business Data Removal」がある。