リバーベッドテクノロジー(リバーベッド)は7月29日、サーバおよびデータ統合のためのエンタープライズクラスのソリューションを提供する、「Riverbed Granite」製品ファミリー新製品を発表した。今回、発表されたのは、「Granite」の新しいソフトウェア「Granite2.5」と、専用のアプライアンス「Steelhead EX」。
「Granite」は、支社からサーバとデータを取り除き、それらをセキュアなデータセンターで集中管理する機能を提供する製品。
新版「Granite2.5」ソフトウェアでは、既存のiSCSIサポートにファイバーチャネルのサポートが追加されたほか、自動スナップショットと、既存のデータセンタークラスのバックアップおよびリカバリソフトウェアに対するサポートの簡略化により、データ保護機能が向上している。
既存の「Steelhead EX」上で「Granite2.5」のアップグレードが可能だが、今回新たに専用の「Steelhead EX 1360」アプライアンスを提供。「Steelhead EX 1360」は、既存の「Steelhead EX」による4TBに比較して10TBと大容量のストレージキャッシュとなっている。
発表によると、「Granite 2.5」と「Steelhead EX 1360」アプライアンスを併用することで、サーバおよびデータ統合のためのエンタープライズクラスのソリューションを利用できるとしている。
なお、「Granite 2.5」と「Steelhead EX 1360」は、2013年第3四半期に一般販売が予定されている。