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シマンテックオフィシャルブログに記事「90cm 離れていても RFID 情報の窃盗が可能に」が掲載された。Fran Brown氏が最大で90cmほど離れているRFIDタグからデータの読み取りが可能な読み取り機を開発したという内容を伝えている。このアイディア自体は以前からあったが、実機として開発されたこと、実際にほぼ100%の確率で読み取りができたことなどが注目のポイントとなる。
RFIDタグは流通から小売業までありとあらゆるさまざまな産業で活用が期待されている。RDIFは業務の自動化において重要であり、適切なシーンで利用すればコスト面で大きな利益が得られる可能性が高い。しかし、現在のところRFIDの単価が効果に見合わないとして導入が見送りになっているケースがある。
しかしすでにRFIDタグはIDカードなどのシーンでは多く導入されており、90cmという距離で読み取りが可能というのは実際問題としてセキュリティ上の脅威になる可能性が高い。RFIDは単価の引き下げなどによって今後さらに普及する可能性があり注意が必要。