KLab Venturesは2013年7月29日、リアルグローブに出資したことを発表した。リアルグローブは、CDaaS(Continuous Delivery as a Service:継続的デリバリーを可能にする開発環境プラットフォームサービス)の開発を行い、年内のサービスリリースを目指す。

CDaaSは、サーバーの設定や実行環境構築を自動化するPaaSに、さらに「ソースのビルド」「システムテスト」「バックアップ」「デリバリー」などのさまざまな作業を自動化する機能を追加した開発プラットフォームを指す。CDaaS上で開発を進めることにより、アプリケーションの品質向上とデグレの早期発見、納期の短縮が実現するという。リアルグローブは、CDaaSをグローバルに展開し、開発プラットフォームのデファクトスタンダードを目指す。

開発予定のサービスイメージ図

今回、KLab Venturesの代表取締役社長長野泰和がリアルグローブの社外取締役に就任する。また、関連会社のKLabが持つサーバー関連の技術を生かしたコンサルティングを行い、ビジネス展開にあたってのハンズオン支援を実施する予定とのことだ。