KDDIは7月29日、音声アシスタントアプリ「おはなしアシスタント」に翻訳機能を追加すると発表した。

同アプリは、2012年10月より提供されており、音声を認識することで、スマートフォンを操作することができる。

今回追加された翻訳機能は、18カ国語への翻訳が可能。Wi-Fi環境でも利用できるため、世界100以上のグローバルパスポート、au Wi-Fi SPOT国際ローミング対象国、エリアで利用できるとしている。

対応言語は、英語・中国語(普通話)・台湾華語・韓国語・フランス語・ドイツ語・インドネシア語・イタリア語・マレー語・ポルトガル語(ポルトガル/ブラジル)・ロシア語・スペイン語・タガログ語・タイ語・ベトナム語・アラビア語・オランダ語・デンマーク語。

音声入力と翻訳結果の音声出力に対応しているのは、日本語を含めて英語、中国語(普通話)、韓国語の4言語となり、その他言語はテキスト入力、テキスト表示のみの対応となる。

翻訳機能は、海外旅行時をはじめとした外国語でのコミュニケーションに役立つフレーズを様々な言語に翻訳が可能。翻訳結果をお気に入りに登録して利用したい時に呼び出す機能や、EメールやSMSなどのアプリへ翻訳結果を共有できる機能も対応しているという。

ほかに、翻訳した文章をふたたび入力した言語に翻訳する「逆翻訳機能」も搭載することで「相手に対して、どのように言葉が伝わっているかがわかる」(KDDI)としている。

対応機種は、Android 2.3以上のauスマートフォンだが、IS05、ISW11HTは非対応となっている。