Microsoft Windows 8 |
Microsoftは7月25日(米国時間)、Windows 7向けのIE11デベロッパプレビュー版の提供を開始した。Windows 7 SP1 32ビット版および64ビット版が提供されているほか、Windows Server 2008 R2 SP1 64ビット版が提供されている。MicrosoftはWindows 8.1プレビュー版の提供とともにIE11のプレビュー版の提供を開始していたが、Windows 7で動作するIE11の提供が開始されたことで、より多くのデベロッパが同社の最新のWebブラウザを試用できるようになったといえる。
IE11の新機能に関しては「IE11 Developer Preview for Windows 7: Enabling Next Generation Sites and Apps - Faster」に情報がまとまっている。GPUを活用した高速な2D/3Dレンダリングが実現されているほか、JavaScriptエンジンの高速化、ECMAScript 6への対応、HTML5ビデオへの対応、開発者向け機能の充実化、最新のHTML5/CSSへの対応などが取り込まれている。
JavaScriptエンジンはIE10と比較して4%高速化したほか、ほかのブラウザと比較してだいたい30%ほど高速だとしている。性能差はWebKit SunSpiderのベンチマーク結果を引用したものとみられ、Opera 15、Firefox 22、Chrome 28と比較して高速であると説明がある。