フルノシステムズは7月25日、回転寿司店・海鮮三崎港目黒店において、アスカティースリーの提供するセルフオーダーシステム「テーブルトップオーダーシステム e-menu」の通信インフラに、フルノシステムズの業務用無線アクセスポイント「ACERA 800ST」が採用されたと発表した。

e-menu

2013年3月にオープンした海鮮三崎港目黒店は、近隣のサラリーマンやOLをターゲットとした都市型戦略に基づき運営される新店舗。店内全席にテーブルトップオーダーシステム・e-menuが設置され、来店者は専用タッチパネル端末から好きなメニューを注文するセルフオーダーシステムを採用している。

セルフオーダーシステムの通信インフラとして無線LANを活用することは、従来型の有線LANの採用に比べて配線・電源工事が最小限で実施できるほか、工事期間の短縮や設置費用の削減など、多くのメリットを持つ。その一方で、業務用無線の安定稼働には、適切な機器の選択と併せ、周囲の電波環境を考慮した無線設計・構築ノウハウが欠かせない。

フルノシステムズのアクセスポイント・ACERA 800STは、徹底して業務用途に向け強化された機能が特徴で、1台あたりの同時接続台数は100台以上を実現。また、干渉波フィルタリング機能が、混雑する電波環境下でも切れにくい無線を実現する。店舗などで、来店者から持ち込まれるスマートフォンやタブレット端末、また電子レンジなどが発するさまざまな干渉波からの影響を抑え、安定した通信ができる。

ACERA 800ST