チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2013年7月23日、企業のデータセンター向けのセキュリティ製品「Check Point 13500 アプライアンス」を発売した。実運用環境においてファイアウォールスループット23.6 Gbps、IPSスループット5.7Gbps、SecurityPower 3,200SPUというセキュリティ・パフォーマンスを実現した。価格は、1,264万円から。
データセンターの構築・運用においては、包括的なセキュリティ機能の導入とネットワークパフォーマンスの最大化のどちらを優先するかという課題が常について回る。チェック・ポイントによれば、13500アプライアンスは、優れたセキュリティ機能で保護しつつ、ネットワークパフォーマンスを犠牲にしないという。
13500アプライアンスは、最新のハードウェアアーキテクチャ実装に加えて、幅広いソフトウェア最適化とアクセラレーションに対応、チェック・ポイントの多層防御機能を搭載する。また要件に合わせて、次世代ファイアウォール、次世代脅威対策、次世代データ保護、安全なWebアクセスといった統合セキュリティが事前に定義された4種類のセキュリティパッケージを選択可能。これらのセキュリティパッケージにより、アプライアンスごとの保護機能が統合でき、APT(Advanced Persistent Threats)をはじめとする最新のサイバー攻撃からシステムを保護するために必要なパフォーマンスを実現する。