OKIは25日、SaaS型コールセンターサービス「CTstage SaaS」の新オプションサービスとして、「統計分析サービス」と「履歴データ転送サービス」を開発し、8月1日より提供することを発表した。価格は、前者が年額42万円(税別)から、後者は年額24万円(税別)から。

新サービスの導入により、CTstage SaaSユーザーが重要視しがちなコールセンター運営のためのKPIに関わる履歴データとして、サービスレベルや放棄率などの各種データを入手・分析できるようになる。

コールセンター業界では、KPIに基づく集計だけではなく、その集計結果をいかに活用して運営改善を行うかが重要視されつつある。これを受けてOKIは、新オプションサービスとして統計分析サービスを、より詳細な分析を行いたいというニーズのために履歴データ転送サービスをそれぞれ開発し、ユーザーが自由に統計分析を行えるようにしたという。

統計分析サービスは、ユーザーが重視する項目を専任のスタッフがヒアリングしてデータ集計を行うほか、目標値とのギャップの洗い出しや、ギャップ発生原因の分析、ユーザーの要望に応じてコールセンター運営の改善提案、年2回の運営のサポートを定額で行う。

履歴データ転送サービスでは、すでに統計分析手法を確立されているユーザーのうち、CTstage SaaS標準サービスで提供している統計機能よりも詳細な分析を必要とする場合に、履歴データをCSV形式で月1回提供する定額サービスである。