米Facebookが7月24日 (現地時間)に発表した2013年第2四半期 (4月-6月)決算は、モバイルの伸びに牽引されて広告事業が拡大し、売上高・利益がアナリストの予測を上回った。
売上高は18億1300万ドルで前年同期比53%増。広告収入は16億ドルで、これは全体の88%に相当する。前年同期は61%だった。広告収入の中では、モバイルの割合が前期の約30%から約41%に拡大した。純利益は3億3300万ドル (1株利益:0.13ドル)。前年同期は1億5700万ドルの赤字だった。
2013年6月末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は前期比4%増の11億5500万人。そのうちモバイルMAUは同9%増の8億1900万人、またモバイルのみのMAU (モバイルアプリまたはモバイルWebサイトのみ使用)が同16%増の2億1900万人に増えた。モバイル向けのサービスや製品の拡充に注力してきた効果が数字にはっきりと現れており、決算発表でCEOのMark Zuckerberg氏は「モバイルで最高のFacebook体験を得られるようにするという我々の取り組みが好結果につながり、また将来への確かな基盤になっている」と述べた。