日本オラクルは24日、クラウド型のタレントマネジメントの製品「Oracle Taleo Cloud Service」の最新版を同日より提供開始すると発表した。
発表会では、日本オラクル 副社長 執行役員 アプリケーション事業統括 椎木茂氏が登壇した。
椎木氏は、市場競争力の強化に必要な条件について、「グローバル人材の活用と事業戦略に沿った組織の構築が条件である」と強調。
人材活用の課題について「海外拠点にどのような人材がいるか、海外で活躍できる適切な人材は誰か、優秀な人材の獲得や育成はどのようにするか」、組織構築の課題については「新規市場を開拓するリーダー不足、スキルや経験、キャリア志向に応じた配置がミスマッチしてしまう、優秀な人材が流出する」といった点を挙げた。それらの課題は「Oracle Taleo Cloud Service」で解決できるとしている。
「Oracle Taleo Cloud Service」は、企業資産である人材の採用・育成・業績評価・キャリア開発・後任計画・最適配置などの業務を支援するクラウド型アプリケーション。
最新版では、人材の採用における評価管理や新規採用者の入社に至るまでの手続きの進捗管理の強化や、社員の異動や退職にともなう人材情報の管理機能の拡充と業績評価機能の操作性が向上している。