アドビ システムズは、同社のクラウドサービス「Adobe Creative Cloud グループ版」の単体サブスクリプションの発売に関して、同社のブログ「Creative Cloud Japan Official Blog」上にて発表した。
「Creative Cloud」の単体サブスクリプションは、「Photoshop CC」や「Illustrator CC」などのソフトウェアを個別に選択して購入できるもの。個人版では以前より提供されていたものだが、このたび中小企業や大企業のデザイングループ向けのサービスであるグループ版にも導入される。単体サブスクリプションを購入すると、ソフト以外にも、20GBのクラウドストレージ、同期や共有機能、そして世界最大のクリエイティブコミュニティに成果物をパブリッシュできる「Behance Prosite」を利用することができる。また、「Creative Cloud グループ版」の通常版と同じく、単体サブスクリプションについても、管理者がアドミンコンソール上でライセンス管理を行うことができる。
なお、「Creative Cloud グループ版」単体サブスクリプションは、販売店で8月1日より予約を開始し、8月15日より提供開始予定。アドビストアでは9月からの発売を予定している。アドビストア価格は年間契約で3万6,000円(月額3,000円)、CS3以降の製品を正規所有しているユーザーやCreative Cloudグループ版を導入済みのユーザーについては、特別価格2万6,400円(月額2,200円)で提供されるとのことだ。