NTTデータとベルシステム24は、Twitterのツイートデータを活用したレポーティング分野で提携し、8月1日から共同で「ツイートデータの分析、加工、レポートサービス」の提供を開始すると発表した。

NTTデータは、日本語のツイートデータをすべて取得・提供できるFirehose契約を米Twitter社と結んでおり、6月には同社の「Twitterデータ提供サービス」が、公式データ再販サービスとして米Twitter社に認定された。

また、ベルシステム24は、TwitterやFacebookにおける企業アカウントの運用など、ソーシャルメディアを用いた企業活動に対する運用面のサポートサービスを提供している。

このほど両社が提供する「ツイートデータの分析、加工、レポートサービス」は、ソーシャルメディア分析ツールの導入だけでは解決できない課題に対して、ツイートデータの分析からレポート化までを支援するもの。

サービスのイメージ(発表資料より)

同サービスでは、NTTデータがマーケティングリサーチサービス「なずきのおと」を通してツイートデータを提供し、ベルシステム24がそれをもとにレポートを作成する。これにより、サービスの利用者は、事業内容にあわせたキーワードを設定するだけで「ツイート原文データ」と「ツイートデータの分析レポート」を受け取ることができる。

両社は今後、同サービスの提案活動を続け、2年後に取引社数200社を目指すとしている。