ソネットビジネスアソシエイツは7月21日、法人向けICTソリューションサービス「NURO Biz」(ニューロ・ビズ)において、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンが提供するUTM(Unified Threat Management : 統合脅威管理)機器を利用したマネージド型セキュリティサービス「NURO セキュリティ UTM」を発表した。
ソネットビジネスアソシエイツ 代表取締役 清水雅章氏 |
NURO Bizは、ソネットビジネスアソシエイツが今年4月から提供を開始したサービス。G-PONを採用し、下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsを実現した高速インターネット接続サービス「NURO アクセス」などを提供している。
今回発表された「NURO セキュリティ UTM」は、そのNURO アクセスのセキュリティ面を強化するフルマネージドタイプのUTMサービス。UTM機器にはウォッチガードが提供するアプライアンス「WatchGuard XTM シリーズ」を採用しており、月額1万3965円~で、NURO アクセスと併せてソネットビジネスアソシエイツによるワンストップサポートが受けられるなどの特徴がある。
ソネットビジネスアソシエイツ 代表取締役 清水雅章氏は、ウォッチガードを採用した理由について、レンタル方式で提供される点や、保守運用がしっかりしている点、パフォーマンスの高さなどを挙げる。
米WatchGuard Technologies、アジアパシフィックセールス バイスプレジデントのスコット・ロバートソン氏 |
レンタル方式に関しては、「機材購入というかたちをとらないため投資リスクが少ない」と説明。保守運用に関しては「国内提供実績等を考慮して安心して任せられると判断した」とし、パフォーマンスに関しては「NURO アクセスの高い性能を阻害しないサービスが必要だったが、WatchGuard XTMは各種セキュリティ機能を有効にしたときのスループットが他社製品に比べて非常に高かった」と語った。そのほか、利用する機能数に関係なくライセンス料が一律である点なども、ユーザーの導入障壁を下げるものとして評価したという。
NURO セキュリティ UTMは、6月20日より提供済み。9月30日までの申込みに対して割引キャンペーンも実施している。