日本オラクルとTISは、ベリトランスがリニューアルした課金決済プラットフォーム(クレジット業界におけるグローバル・セキュリティ基準 PCI DSS:Payment Card Industry Data Security Standardに対応)にソリューションを提供したと発表した。

新課金決済プラットフォームは、「Oracle Exadata」の活用により、従来は最大360分要したバッチ処理が15分に、30秒以上かかる検索処理件数は約200件/日から約10件/日に削減され、処理性能の向上を実現(ベリトランス社調べ)。

また、「Oracle GoldenGate」を活用することで既存システムのデータを「Oracle Exadata」に複製し、システムの停止時間を極小化することで新プラットフォームへの移行を可能にした。

本プロジェクトでは、日本オラクルが高速データベースマシン「Oracle Exadata」、セキュリティ製品「Oracle Advanced Security」とデータ統合ソリューション「Oracle GoldenGate」の提供を、TISが「Oracle Exadata」の導入およびデータ移行を担当。両社との協業により、ベリトランスは国内外の多数の事業者に活用される、同社のマルチ決済システム「VeriTrans3G」を中心とした決済システムのトランザクションを支える高性能かつ堅牢なECプラットフォームを実現した。