フルーク・ネットワークス(TFFフルーク)は、BYOD管理やVoIP解析機能等の新機能を搭載したオールインワンタイプのトラブルシューティング用ネットワークテスターの新製品「OneTouch AT2 ネットワーク・アシスタント」を発表した。価格は78万円(税別)からで、7月23日より販売開始する。
OneTouch AT2は、有線、Wi-Fi、光ファイバーについて、ケーブル試験からネットワーク全体のパフォーマンステストまで、すべてを1台でカバーすることができる。スマートフォン感覚でオートテストを実施でき、1回の操作でクライアントからクラウドまでのパフォーマンスを把握でき、時間を大幅に短縮できる。
同社によれば、ネットワーク技術者は無線LANとBYODに起因する新しい問題の処理に48~58%以上の時間を費やしているという。調査対象となったネットワーク技術者の37%以上が、2年前と比べてVoIPのサポート作業により多くの時間を費やしているとのことだ。
そこで新製品では、社員が個人のデバイスを業務に用いるBYODにも対応し、スマートデバイスを容易に管理できる。また「インラインVoIP解析機能」が追加され、IP電話のトラブルシューティングも容易になった。さらに、新たなネットワークパフォーマンス検証テストが追加され、有線およびWi-FiネットワークのSLA適合性を検証できるようになった。