東京都は7月17日、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」の観点から、2012年度にインターネット上の不当表示499件に対して改善を指導したことを発表した。

発表によると、2012年度は「優良誤認のおそれのある表示」が318件、「有利誤認のおそれのある表示」が264件、「その他誤認されるおそれのある表示」が37件あったという。

2012年度の不当表示の内訳

また、2012年度の不当表示の特徴として、健康食品・化粧品において誇大な効能効果をうたう表示や、美容関連サービスの不当な割引キャンペーンの表示などが多かったことが挙げられている。

2012年度の不当表示例と特徴

東京都は消費者に対して、インターネット上の誇大広告を鵜呑みにせず、よく確認した上で商品を選択するように呼びかけている。