ドワンゴとニワンゴは7月17日、両社が運営する動画サービス「niconico」のユーザーを対象に実施した「ネット世論調査」をもと、参院選の獲得議席予測を発表した。同調査は公示前の6月27日~6月29日と公示後の7月11日~7月13日に実施され、両社は調査結果に取材情報を加味して分析を行っている。
発表によると、各党の獲得議席予測では自民党の獲得議席が最も多く、民主党と公明党がそれに続く形。また、各政党への"風向き"を風速で表したデータでは、自民党 / 公明党 / 日本共産党の3党が"追い風"となっている。なお、政党に対する"風向き"は、ネット世論調査に基づく予測得票率から3年前の実際の得票率を引いて算出しているという。
また、政策に関する関心度の高さをランキング化したデータでは、1位が「景気の回復」、2位が「外交・安全保障の強化」、3位が「雇用の確保・安定」という結果になっている。
このほか、niconicoユーザーが政治・選挙に関する情報を入手するために使っているメディアは「インターネット」が圧倒的に多く、2位が「テレビ」となっている。