エバラ食品工業は、浅漬けを食べて体験する、ARを活用した"超食感"アトラクション「おくちの中の遊園地」を全国3都市で開催する。東京会場(東京ミッドタウン)は7月23日 14:30~19:00、横浜会場(八景島シーパラダイス)は7月27日・28日 11:00~19:00、和歌山会場(和歌山マリーナシティ)は8月3日・4日 11:00~19:00。
「おくちの中の遊園地」は、慶應義塾大学SFC 筧康明研究室が開発した、食材の食感を変えることのできる拡張現実感デバイス「TagCandy」を応用したオリジナルアトラクション。同デバイスには振動スピーカーが内蔵されており、取り付けた食材を食べると振動と音が食材を伝って口内に広がり、食感に加えて別の感覚を付加することができる。今回のアトラクションでは浅漬けが食材として用いられ、目の前に置かれたディスプレイなどとも連動し、口の中をジェットコースターが走ったり、大きな花火があがっているかのような感覚になるバーチャル体験を味わうことができる。
また、会場には「浅漬けご当地バー」ブースも設置し、浅漬けに適した全国各地のご当地食材を紹介するほか、「浅漬けきゅうりバー」を無料で提供する(数量に限りあり)。なお、同社は2013年4月に、今回のアトラクションと同名のWebサイト「おくちの中の遊園地」を公開している。ゲーム感覚で子供が野菜と触れ合うきっかけを作ることが目的で、PCの画面上で擬似的に野菜を食べるような演出が行われている。