ヤマト運輸は7月17日、宅急便などの輸送に利用する鉄道コンテナの新デザインを発表した。
同社は現在、CO2の削減を目的として、トラックを中心とした輸送を鉄道コンテナ輸送で代替する「モーダルシフト」を進めている。鉄道はトラックに比べてエネルギー効率が高く、CO2排出量を大幅に削減できるという。
同社は鉄道を利用した輸送を1988年から行っており、25年目にあたる今年、新デザインの鉄道コンテナを作成した。新しいデザインには、同社の環境に対する意識を表す「ネコロジー」のロゴが採用されている。
なお、2012年度は26区間で鉄道コンテナ輸送を実施し、取扱量は2002年度の1.8倍となる約49万8500トン(大型トラック約6万台分)だったという。