ラネクシーは7月17日、米DeviceLockが開発したデバイス制御ソフトウェアの最新版「DeviceLock 7.2(デバイスロック 7.2)」を、国内販売代理店を通じ販売を開始すると発表した。

DeviceLockの主な機能

DeviceLockは、USBメモリやCD-ROMなどのリムーバブルメディアを始め、FireWireポート、Wi-Fiアダプタ、BluetoothアダプタなどクライアントPCの周辺機器の使用を制限することで、情報の不正持ち出しを防止するソフトウェア。

最新版ではCitrix ReadyおよびVMware Readyを取得したことによりCitrixおよびVMwareのVDIに正式対応し、仮想環境におけるセキュリティ対策の信頼性がさらに向上。Microsoft RDS、Citrix XenApp、Citrix XenDesktopとVMware Viewの各VDI環境下でのデバイス制御を行うことができる。

また、複数拠点や遠隔地のアクセス管理を容易にするアラート機能やWeb Consoleといった機能も追加されており、大規模ネットワークのアクセス管理が容易になる。さらに、主要なSNSやクラウドサービスにも順次対応している。

製品は「メディアキット」+「ライセンス」+「年間保守」が基本セットとなり、ライセンスと年間保守はライセンス数(導入するクライアントPCの台数)分必要となる。メディアキットは4,500円、ライセンスは24ライセンスまでが1ライセンスが6,000円。年間保守料金は24ライセンスまでが1ライセンス1,200円。たとえば、100ライセンス分購入する場合には合計54万4,500円となる。