スタートトゥデイは7月16日、オンラインストア開設サービス「STORES.jp」を運営するブラケットの全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。
STORES.jpは、だれでも簡単にオンラインストアを開設できるサービス。同サービスでは2012年のサービス開始から現在までに、約4万店のオンラインストアが開設されており、ストア数は今年度中に10万店を突破すると勢いとなっている。
このほどの両社の資本提携には、スタートトゥデイの運営する「ZOZOTOWN」とSTORES.jpを連携させ、両サービスのさらなる成長を目指す狙いがある。
具体的には、STORES.jpにストアを開設しているファッションブランドは、商品情報・在庫情報を連携した状態でZOZOTOWNに出店できるようになるという。ZOZOTOWNからSTORES.jpへの出店も同様で、これまでよりも両サイト間での出店が容易になる。また、両サイト間で在庫情報が連携されることで在庫管理が楽になるというメリットもある。
なお、今後もSTORES.jpの運営主体はブラケットとなる。また、ブラケットの現代表である光本氏は引き続き同社の代表取締役を務め、スタートトゥデイ社代表の前澤氏が取締役に就任するという。